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担当教員・研究室 | 配当年次 | 学期 | 種別 | 単位数 | 授業形態 | 開講年度 | ナンバリングコード | |||
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3・4年 | 前期 | 選択 | 4 単位 |
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2021 | SCM310 |
アクティブラーニング |
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はい |
授業概要 |
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本科目では,企業における情報資源管理を目的とするデータベースに重点を置き,システム開発技術者が,リレーショナルデータベースを使った情報システムを開発する上で不可欠な技術を学ぶ。まず,リレーショナルデータベースの基本的な仕組みを学習した上で,データベースの設計とデータベース言語(SQL)について学習する。次に,データベースを使用したプログラムを作成する技術として,JDBCについて学習する。次に,Webアプリケーションの開発技術として,サーブレットとJSPについて学習する。これらの知識と技術を総合して,データベースを使用した簡単なWebアプリケーションを開発する実習を行う。 |
授業における学修の到達目標 |
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・簡単なデータベースの論理設計を行うことができる。
・基本的なSQLが書ける。 ・リレーショナルデータベースを使用した簡単なWebアプリケーションを,JDBC,サーブレット,JSPを使って開発することができる。 |
授業計画
回数 | 授業、事前・事後学習 | 時間 | |
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1 | 事前学習 | 1年次に学習したRDBの基本概念を復習しておく
1年次に学習したJavaプログラミングを復習しておく |
2.0 |
授業 | 前提知識の確認
復習テストを行う |
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事後学習 | 復習テストの結果を見直しておく | 2.0 | |
2 | 事前学習 | 1年次に学習したRDBの基本概念を復習しておく | 2.0 |
授業 | リレーショナルデータベースの仕組み
以下に関する講義と演習を行う ・RDBの特徴 ・キー ・リレーションシップ |
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事後学習 | RDBの基本概念を整理をする | 2.0 | |
3 | 事前学習 | 1年次に学習したERモデルを復習しておく | 2.0 |
授業 | データベースの論理設計
以下に関する講義と演習を行う ・ERモデル |
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事後学習 | ERモデルの書き方を整理をする | 2.0 | |
4 | 事前学習 | 1年次に学習した正規化を復習しておく | 2.0 |
授業 | データベースの論理設計
以下に関する講義と演習を行う ・正規化 |
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事後学習 | 正規化の手法を整理をする | 2.0 | |
5 | 事前学習 | システムで管理する受注データを理解しておく | 2.0 |
授業 | 受注管理データベースの設計
受注管理DBを設計する |
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事後学習 | 受注管理DBの設計を理解しておく | 2.0 | |
6 | 事前学習 | MySQLについて調べておく | 2.0 |
授業 | MySQLのインストール
各自のPCにMySQLをインストールする |
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事後学習 | MySQLの動作確認をしておく | 2.0 | |
7 | 事前学習 | 1年次に学習したCREATE TABLE文を復習しておく | 2.0 |
授業 | SQL
以下に関する講義と演習を行う ・CREATE TABLE文 |
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事後学習 | 授業で扱ったCREATE TABLE文の書き方を整理する | 2.0 | |
8 | 事前学習 | 1年次に学習したCREATE TABLE文を復習しておく | 2.0 |
授業 | 受注管理データベースの構築
SQLで受注管理DBを定義する |
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事後学習 | 受注管理DBの定義を仕上げておく | 2.0 | |
9 | 事前学習 | 1年次に学習したINSERT文を復習しておく
1年次に学習したDELETE文を復習しておく |
2.0 |
授業 | SQL
以下に関する講義と演習を行う ・INSERT文 ・DELETE文 |
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事後学習 | 授業で扱ったINSERT文の書き方を整理する
授業で扱ったDELETE文の書き方を整理する |
2.0 | |
10 | 事前学習 | 1年次に学習したINSERT文を復習しておく | 2.0 |
授業 | 受注管理データベースの構築
SQLで受注管理DBにデータを登録する |
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事後学習 | 受注管理DBの実装を仕上げておく | 2.0 | |
11 | 事前学習 | 1年次に学習したSELECT文を復習しておく | 2.0 |
授業 | SQL
以下に関する講義と演習を行う ・SELECT文の基礎 ・DISTINCT ・ORDER BY ・WHERE ・AND ・OR ・LIKE |
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事後学習 | 授業で扱ったSELECT文の書き方を整理する | 2.0 | |
12 | 事前学習 | 1年次に学習したSELECT文を復習しておく | 2.0 |
授業 | SQL
以下に関する講義と演習を行う ・テーブルの結合 ・関数 ・GROUP BY |
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事後学習 | 授業で扱ったSELECT文の書き方を整理する | 2.0 | |
13 | 事前学習 | 1年次に学習したメソッドの使い方を復習しておく | 2.0 |
授業 | メソッド
以下に関する講義と演習を行う ・メソッド |
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事後学習 | 以下に関する実習課題を仕上げておく
・メソッド |
2.0 | |
14 | 事前学習 | クラスの使い方について調べておく | 2.0 |
授業 | クラス
以下に関する講義と演習を行う ・クラス |
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事後学習 | 以下に関する実習課題を仕上げておく
・クラス |
2.0 | |
15 | 事前学習 | 1年次に学習したJavaプログラミングを復習しておく | 2.0 |
授業 | JDBCプログラミング
以下に関するプログラミング実習を行う ・JDBCによるデータベースへの接続 ・JDBCによるテーブルの内容の表示 |
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事後学習 | 以下に関する実習課題を仕上げておく
・JDBCによるデータベースへの接続 ・JDBCによるテーブルの内容の表示 |
2.0 | |
16 | 事前学習 | 1年次に学習したJavaプログラミングを復習しておく | 2.0 |
授業 | JDBCプログラミング
以下に関するプログラミング実習を行う ・SQL入力パラメータ |
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事後学習 | 以下に関する実習課題を仕上げておく
・SQL入力パラメータ |
2.0 | |
17 | 事前学習 | Javaにおけるクラスの使い方について復習しておく | 2.0 |
授業 | JDBCプログラミング
以下に関するプログラミング実習を行う ・ArrayList |
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事後学習 | 以下に関する実習課題を仕上げておく
・ArrayList |
2.0 | |
18 | 事前学習 | Javaにおけるクラスの使い方について復習しておく | 2.0 |
授業 | JDBCプログラミング
以下に関するプログラミング実習を行う ・ユーザインタフェースの分離 |
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事後学習 | 以下に関する実習課題を仕上げておく
・ユーザインタフェースの分離 |
2.0 | |
19 | 事前学習 | JDBCプログラミングについて復習しておく | 2.0 |
授業 | 受注検索システム(コマンドプロンプト版)の開発
システムの仕様について講義する |
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事後学習 | 受注管理システムの仕様を整理する | 2.0 | |
20 | 事前学習 | JDBCプログラミングについて復習しておく | 2.0 |
授業 | 受注検索システム(コマンドプロンプト版)の開発
サンプルプログラムについて講義する |
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事後学習 | サンプルプログラムについて理解しておく | 2.0 | |
21 | 事前学習 | JDBCプログラミングについて復習しておく | 2.0 |
授業 | 受注検索システム(コマンドプロンプト版)の開発
データベース処理部を実装する |
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事後学習 | データベース処理部の実装を仕上げておく | 2.0 | |
22 | 事前学習 | JDBCプログラミングについて復習しておく | 2.0 |
授業 | 受注検索システム(コマンドプロンプト版)の開発
ユーザインタフェースを実装する |
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事後学習 | ユーザインタフェースの実装を仕上げておく | 2.0 | |
23 | 事前学習 | Tomcatついて調べておく | 2.0 |
授業 | Tomcatのインストール
各自のPCにTomcatをインストールする |
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事後学習 | Tomcatの動作確認をしておく | 2.0 | |
24 | 事前学習 | サーブレットとJSPについて調べておく | 2.0 |
授業 | サーブレットとJSPの基礎
以下に関するプログラミング実習を行う ・サーブレット ・JSP |
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事後学習 | 以下に関する実習課題を仕上げておく
・サーブレット ・JSP |
2.0 | |
25 | 事前学習 | サーブレットとJSPについて調べておく | 2.0 |
授業 | サーブレットとJSPの基礎
以下に関するプログラミング実習を行う ・リクエストの取得 |
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事後学習 | 以下に関する実習課題を仕上げておく
・リクエストの取得 |
2.0 | |
26 | 事前学習 | サーブレットとJSPについて復習しておく | 2.0 |
授業 | サーブレットとJSPの基礎
以下に関するプログラミング実習を行う ・サーブレットとJSPの連携 |
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事後学習 | 以下に関する実習課題を仕上げておく
・サーブレットとJSPの連携 |
2.0 | |
27 | 事前学習 | JDBCプログラミングについて復習しておく | 2.0 |
授業 | 受注検索システム(Web版)の開発
以下に関する講義と演習を行う ・DBにアクセするWebアプリケーション |
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事後学習 | 以下に関する実習課題を仕上げておく
・DBにアクセするWebアプリケーション |
2.0 | |
28 | 事前学習 | 受注検索システムの仕様を理解しておく | 2.0 |
授業 | 受注検索システム(Web版)の開発
サンプルプログラムについて講義する |
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事後学習 | サンプルプログラムについて理解しておく | 2.0 | |
29 | 事前学習 | 1年次に学習したHTMLを復習しておく | 2.0 |
授業 | 受注検索システム(Web版)の開発
受注見出し検索機能を実装する |
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事後学習 | 受注見出し検索機能の実装を仕上げておく | 2.0 | |
30 | 事前学習 | 1年次に学習したHTMLを復習しておく | 2.0 |
授業 | 受注検索システム(Web版)の開発
受注明細検索機能を実装する |
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事後学習 | 受注明細検索機能の実装を仕上げておく | 2.0 |
成績評価の方法およびその基準 |
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次項の項目及び割合で標準成績評価基準に基づき総合評価する。
□試験: % □小テスト: % □レポート: % ■演習課題: 100% □その他[ ] |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法 |
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e-Learningシステム(POLITE)で提示した課題を,授業後にチェックし,POLITEでフィードバックする。必要であれば,授業中に個別に指導する。 |
教科書 |
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なし |
参考書・Webサイト |
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なし |
単位習得が望ましい科目 |
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システム開発基礎I, プログラミング基礎, Javaプログラミング |
備考 |
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なし |
担当教員の実務経験 |
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1984年から2001年まで,情報システムの開発を業務とする企業に勤務し,自動翻訳システム,ソフトウェア開発支援システム,金融商品取引システムなどの開発に携わってきた。その経験から得られたシステム開発プロジェクトにおいて問題となりがちな事柄を踏まえて,学生によるグループワークによるシステム開発プロジェクトが円滑に運営できるようなサポートを行う。 |