宇宙情報利用概論 -Application of Space Information-

担当教員・研究室 配当年次 学期 種別 単位数 授業形態 開講年度 ナンバリングコード
渡部 重十 副学長室
3・4年 後期 選択 2 単位
講義(遠隔R)
2021 SSP310
アクティブラーニング
はい
授業概要
人工衛星や探査機による地球や惑星の環境探査について学び,人工衛星や惑星探査機で実際に取得したデータを用いて地球惑星環境を探査する。人工知能を用いた環境探査についても学ぶ。
授業における学修の到達目標
人工衛星や惑星探査機により取得したデータの処理と地球惑星環境探査の手法を理解する。
授業計画
回数 授業、事前・事後学習 時間
1 事前学習 シラバスを確認し授業全体の内容を把握する。 2
授業 ガイダンス,リモートセンシングの概要について示す。
事後学習 リモートセンシングの概要について復習する。 2
2 事前学習 POLITEを参考に電磁波について発表資料を作成する。 2
授業 電磁波と物体の分光反射特性について講義する。
事後学習 電磁波と分光反射特性について復習する。 2
3 事前学習 人工衛星に搭載するカメラについて発表資料を作成する。 2
授業 人工衛星に搭載するカメラについて講義する。
事後学習 様々な人工衛星に搭載するカメラについて調べる 2
4 事前学習 気象衛星「ひまわり」について調査する。 2
授業 気象衛星「ひまわり」について講義する。
事後学習 講義内容を復習し確実に理解をする。 2
5 事前学習 POLITEを参考に探査したい領域を調べる。 2
授業 気象衛星「ひまわり」のデータをダウンロードする。
事後学習 正しくダウンロードできているか確認する。 2
6 事前学習 POLITEを参考に気象衛星「ひまわり」データの解析プログラムを理解する。 2
授業 気象衛星「ひまわり」データからカラー画像を作成する。
事後学習 レポートを作成する。 2
7 事前学習 植生指数について調べる。 2
授業 気象衛星「ひまわり」データから植生指数の分布を画像にする。
事後学習 レポートを作成し提出する。 2
8 事前学習 POLITEを参考に風速を求めるプログラムを理解する。 2
授業 気象衛星「ひまわり」によって取得した雲画像から風速を求める。
事後学習 風速と気圧配置との関係を調べる。 2
9 事前学習 POLITEを参考に人工知能を調べる。 2
授業 地球惑星環境探査と人工知能について講義する。
事後学習 人工知能について復習する。 2
10 事前学習 POLITEを参考に人工知能プログラムを調べる。 2
授業 人工知能プログラムについて講義する。
事後学習 人工知能プログラミングについて復習する。 2
11 事前学習 人工知能プログラムによる教師あり学習について調べる。 2
授業 気象衛星「ひまわり」データから雲,陸地,海洋を認識するプログラムを作成する。
事後学習 他の日時のデータについても動作確認を行う。 2
12 事前学習 人工知能プログラムによる教師なし学習について調べる。 2
授業 人工知能プログラムによる地球環境のクラスタリングを行う。
事後学習 教師あり学習と教師なし学習について復習する。 2
13 事前学習 気象衛星「ひまわり」のデータをダウンロードする。 2
授業 季節や時間が異なるデータでも環境を認識できることを確認する。
事後学習 作成した画像データを確認する。 2
14 事前学習 成果をレポートにまとめる。 2
授業 成果をプレゼンテーションしディスカッションする。
事後学習 指摘された点を修正する。 2
15 事前学習 成果をレポートにまとめる。 2
授業 レポートをディスカッションする。
事後学習 指摘された点を修正しレポート,プログラム,画像をまとめて提出する。 2
成績評価の方法およびその基準
次項の項目及び割合で標準評価基準に基づき総合評価する。
□試験: % □小テスト: % ■レポート: 50% ■演習課題:  50% □その他[       ]
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法
POLITEで提示した課題を授業中にチェックしフィードバックする。
教科書
なし
参考書・Webサイト
なし
単位習得が望ましい科目
宇宙への挑戦,宇宙工学基礎
備考
なし
担当教員の実務経験
JAXAの人工衛星や惑星探査機の開発に参加し,取得したデータの処理も経験している。講義で紹介しつつ社会で実際に使われている地球環境探査について講義する。さらに,人工知能プログラミングを用いて地球環境探査の実習を行う。