Webアプリケーション基礎 -Web Applications-
担当教員・研究室 | 配当年次 | 学期 | 種別 | 単位数 | 授業形態 | 開講年度 | ナンバリングコード | |||
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2年 | 前期 | 選択 | 2 単位 |
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2021 | SSI220 |
アクティブラーニング |
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はい |
授業概要 |
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現代社会では様々なサービスがWebアプリケーションという形で提供されており,我々はPCだけでなくスマートフォンやタブレット端末からもそれらにアクセスし多大な恩恵を受けています。
Webアプリケーションを構築する上で理解すべき基礎技術として,例えばWebサーバの仕組みやサーバーサイド側のアプリケーション構築技術などが挙げられます。また,モダンな情報メディアとしてインタラクティブなグラフィカルインターフェイスを備える必要もあり,本講義ではこれらの基礎知識・スキルの涵養を目指し、アプリケーション構築の実習を通して学びます。 |
授業における学修の到達目標 |
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1.HTML/CSS/JavaScriptを用い,簡単なインタラクティブWebコンテンツを作成することができる。
2.Node.js及び各種モジュールを用い,簡単なWebアプリケーションを構築することができる。 3.データベースに対して適切にクエリーを発給し,Webページに反映させることができる。 |
授業計画
回数 | 授業、事前・事後学習 | 時間 | |
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1 | 事前学習 | 講義概要の内容を確認し,Web技術基礎で行った演習課題へ再度取り組み復習する | 2.0 |
授業 | HTML/CSSによるWebページ作成 | ||
事後学習 | 講義中の指示に従い,VSCodeやNode.jsなど講義で使用する開発環境を構築し,POLITEで示される課題1を作成し提出する | 2.0 | |
2 | 事前学習 | 教科書2-1・2-2に従い操作する。JavaScript初心者は,教科書「Addendum JavaScript超入門!」に従い操作し,JavaScriptの基礎的な部分を確認する | 2.0 |
授業 | JavaScriptの基本 | ||
事後学習 | POLITEで示される課題2を作成し提出する | 2.0 | |
3 | 事前学習 | 教科書2-3・2-4に従い操作する | 2.0 |
授業 | テンプレートエンジンとルーティング | ||
事後学習 | POLITEで示される課題3を作成し提出する | 2.0 | |
4 | 事前学習 | 教科書3-1に従い操作する | 2.0 |
授業 | クエリーパラメータの利用 | ||
事後学習 | POLITEで示される課題4を作成し提出する | 2.0 | |
5 | 事前学習 | 教科書3-2・3-3に従い操作する | 2.0 |
授業 | パーシャルテンプレートとローカルストレージの利用 | ||
事後学習 | POLITEで示される課題5を作成し提出する | 2.0 | |
6 | 事前学習 | 教科書4-1・4-2に従い操作する | 2.0 |
授業 | Expressフレームワークの基本 | ||
事後学習 | POLITEで示される課題6を作成し提出する | 2.0 | |
7 | 事前学習 | 教科書4-3に従い操作する | 2.0 |
授業 | HTTPプロトコルとセッション管理 | ||
事後学習 | POLITEで示される課題7を作成し提出する | 2.0 | |
8 | 事前学習 | 教科書5-1に従い操作する | 2.0 |
授業 | SQLite3の操作とSQL | ||
事後学習 | POLITEで示される課題8を作成し提出する | 2.0 | |
9 | 事前学習 | 教科書5-2に従い操作する | 2.0 |
授業 | RESTfulなWebAPI | ||
事後学習 | POLITEで示される課題9を作成し提出する | 2.0 | |
10 | 事前学習 | 教科書5-3に従い操作する | 2.0 |
授業 | バリデーション | ||
事後学習 | POLITEで示される課題10を作成し提出する | 2.0 | |
11 | 事前学習 | 講義中の指示に従い,コールバック関数とPromiseについてのサンプルプログラムを動作させる | 1.0 |
授業 | asyncメソッドとPromise | ||
事後学習 | POLITEで示される課題11を演習し提出する | 3.0 | |
12 | 事前学習 | 教科書6-1・6-2に従い操作する | 2.0 |
授業 | Sequelizeを用いたmariaDBへのアクセス | ||
事後学習 | POLITEで示される課題12を演習し提出する | 2.0 | |
13 | 事前学習 | 教科書6-3・6-4に従い操作する | 2.0 |
授業 | Sequelizeを用いたAPI提供とバリデーション | ||
事後学習 | POLITEで示される課題13を演習し提出する | 2.0 | |
14 | 事前学習 | 講義中の指示に従い,制作する作品の概要をまとめる | 1.0 |
授業 | 作品の構想と作成準備 | ||
事後学習 | 担当教員によるレビューを確認し,提出作品のシステム範囲を確定させる | 1.0 | |
15 | 事前学習 | 構想に従い作品を制作し,『完成させる』 | 5.0 |
授業 | 作品のレビュー | ||
事後学習 | 担当教員によるレビューに従い作品を修正し,提出する | 1.0 |
成績評価の方法およびその基準 |
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次項の項目及び割合で標準評価基準に基づき総合評価する。
□試験: % □小テスト: % □レポート: % ■演習課題:100% □その他[ ] |
課題(試験やレポート等)に対するフィードバック方法 |
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講義時間内に完成したものは即座に、それ以外のものは次回講義時に口頭またはPOLITEのメッセージ機能にてレビューを行います。 |
教科書 |
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参考書・Webサイト |
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参考書:今村謙士「ハンズオンNode.js」オライリー・ジャパン
その他、POLITEより適宜提示します。 |
単位習得が望ましい科目 |
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Web技術基礎 |
備考 |
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2019年度以降入学生は大学貸与PCを用いて実習します。それ以外の受講者も,事前・事後学習の利便性から,可能であれば自分のノートPCの持参を推奨します。
この講義での知識・スキルを用いて,具体的にシステム開発を演習する講義は「プロジェクト基礎」となります。セットでの受講を推奨します。 |
担当教員の実務経験 |
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実務経験なし |